市原多朗
テノールリサイタル
TARO ICHIHARA
TENOR RECITAL
      
ピアノ:浅野菜生子

2010年7月 2日(金) 開演18:45
写真:篠原栄治


 ヘンデル/なつかしい木陰(オンブラ・マイ・フ)
 スカルラッティ/ガンジス川より陽は登り
 マルティーニ/愛の喜びは
 ヴェルディ/哀れな男
 ベルリーニ/「3つの未刊のアリエッタ」より “銀色の淡い月よ”
 ドナウディ/たぐいなく優雅な面影
 ヴェルディ/歌劇「マクベス」より マクダフのアリア “ああ、父の手は”
 團伊玖磨/ひぐらし
 瀧廉太郎/箱根八里(日本古謡)
 山田耕筰/鐘が鳴ります
 トスティ/最後の歌、理想の女、マレキアーレ
 プッチーニ/歌劇「トスカ」より カヴァラドッシのアリア “星は光りぬ”

正統派べル・カントの驚異的な美声と表現力で世界中のファンを熱狂させている国際的テノール歌手。メトロポリタン歌劇場をはじめとする世界のオペラハウスの常連出演者として大活躍し、ショルティ、マゼールなど名だたる指揮者から度々指名を受けてきた。


市原多朗(テノール)
 山形県酒田市生まれ。東京藝術大学を経て、同大学院修了。加藤千恵、金内馨子、渡辺高之助の各氏に師事。1979年第48回日本音楽コンクール第1位、第15回日伊声楽コンコルソ第1位受賞。80年二期会の「ウェルテル」でオペラ・デビュー。81年渡欧し、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で研鑚を積む。82年リスボンのサン・カルロス歌劇場で「トゥーランドット」のカラフ役で海外デビュー。84年ザルツブルク音楽祭に初出演を果たし、パリ・オペラ座にも「マクベス」で日本人男性歌手として初登場。以後、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座を始め、ナポリ・サンカルロ劇場、トリノ王立歌劇場、ボローニャ歌劇場、ドイツのハンブルク国立歌劇場、ケルン歌劇場、フランスのリヨン歌劇場、ニース・オペラ座、オランジュ夏の音楽祭、アルゼンチンのテアトロ・コロン等、世界各地の歌劇場や音楽祭に招かれている。日本国内でも、藤原歌劇団「仮面舞踏会」(86年)で国際デビュー後の凱旋公演を飾って以来、同歌劇団の数々のオペラ公演、新国立劇場主催公演、主要オーケストラの定期演奏会、リサイタルなど、数多くのオペラ、コンサートに招かれている。ショルティ、シャイー、メータ、マゼール等とも度々共演し、正統派ベル・カントの圧倒的な美声と表現力で世界を舞台に活躍している。87年芸術選奨文部大臣賞新人賞、ジロー・オペラ大賞、90年酒田市特別功労表彰受賞。

浅野菜生子(ピアノ)
 桐朋学園音楽大学ピアノ科卒。同大学声楽科伴奏研究員修了。1988年より声楽・器楽伴奏・オーケストラ鍵盤楽器奏者として活動を開始し、古典から現代曲、管弦楽作品からバレエ音楽まで数多くの鍵盤楽器を担当。96年にミラノへ渡り、スパルティートをカルロ・カメリーニ、マルコ・ムナーリの両氏に師事。98年9月に帰国し、藤原歌劇団・新国立歌劇場ピアニスト、東京フィルハーモニー交響楽団鍵盤楽器奏者、各種コンサートの伴奏者として活動を再開。01年3月よりロームミュージックファンデーションより奨学金を受け、再び渡伊、ローマで研鑚を積んだ。その間ローマ歌劇場や、スペイン・パルマ歌劇場(マジョルカ)で音楽スタッフとして公演に参加。06年1月スペイン音楽を中心としたライヴ収録CD「ラテンの大地から」をリリース。02・05・08に開催された「静岡国際オペラコンクール」で公式伴奏者を務めるなど、現在はオペラでの公演スタッフ、講習会でのピアニスト・通訳、国内外の歌手のリサイタルでの共演ピアニストとして活動の場を広げている。
 昭和音楽大学・大学院講師。藤原歌劇団団。

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