久保田 巧(ヴァイオリン)&パウル・グルダ(ピアノ)
デュオリサイタル
TAKUMI KUBOTA & PAUL GULDA
DUO RECITAL

2008年10月 9日(木) 開演18:45

 モーツァルト/ヴァイオリンとピアノの為のソナタ ヘ長調 K.377
 ゴルトマルク/ヴァイオリンとピアノの為の組曲 ニ長調 作品11
 ブラームス/ヴァイオリンとピアノの為のソナタ 第1番 ト長調 「雨の歌」 作品78
 クライスラー/ウィーン奇想曲 作品2、美しきロスマリン 作品55の4、愛の喜び

1984年ミュンヘン国際コンクールで優勝以来、幅広い活躍が高い評価を受けているヴァイオリンの久保田巧と、父フリードリッヒ・グルダから音楽の神髄を学び、国際的に活躍しているピアノのパウル・グルダによる、モーツァルト、ブラームスなどのプログラム。芳醇なウィーンの薫りをお楽しみに。


久保田 巧(くぼたたくみ、ヴァイオリン)
 東京生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学に進み、大学在学中にウィーンに留学し、ウィーン国立音楽大学を卒業した。
 1983年第2回フリッツ・クライスラー国際コンクール第2位、第3回ミケランジェロ・アバド国際音楽コンクール第1位、そして84年1位を出さないことで有名な、ミュンヘン国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝。以来、サヴァリッシュ、ベルクルンド、ギーレン、チェクナヴォリアン等の指揮するミュンヘン・フィル、バイエルン国立歌劇場管弦楽団らと共演、ヴィンシャーマン&ドイツ・バッハ・ゾリステンの演奏旅行のソリスト等を務める。
 88年、ウィーン・ピアノ四重奏団を結成し、室内楽にも力を入れている。87年よりサイトウ・キネン・オーケストラに、また90年より水戸室内管弦楽団にも参加。コンサートミストレスを務めるなど、中心メンバーとして活躍している。98年よりピアニストのヴァディム・サハロフとリサイタル・ツアーを行い各地で好評を得る。03年プロコフィエフ没後50周年を記念して録音したソナタ集は、陰影の濃い、スケールの大きな演奏でその力量を高く評価された。
 CDも数多く、「バッハ:無伴奏パルティータ集」、「愛の喜び/クライスラー・アルバム」、「シューベルト・リサイタル/二重奏曲集」、「ベートーヴェン・ソナタ集/クロイツェル・スプリング」、「プロコフィエフ/ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番他」、「バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲」などをリリースしている
 これまでに、福島幸雄、西島英子、外山滋、江藤俊哉、ヴォルフガング・シュナイダーハンの各氏に師事。

 写真撮影:藤本史昭

パウル・グルダ(ピアノ)

 1961年、ウィーンに生まれる。8歳よりピアノの学習を始め、ジャズ・ピアニストのフリッツ・パウアー、ローランド・バティック、父である20世紀のピアノの巨匠、故フリードリヒ・グルダ、レオニード・ブルムベルク、そしてルドルフ・ゼルキン各氏からの指導と自身の努力により、独自の芸術性を確立した。
 国際的なソリスト、室内楽奏者、作曲家としての活躍は、早くも82年に始まり、ソリストとして、ウィーン・フィル、ゲヴァントハウス管などと共演。室内楽では、アンサンブル・ウィーン・ベルリン、ハーゲン・クァルテット、ハインリヒ・シフらと共演している。98年からは各国で定期的なマスタークラスを開き、01~03年にはウィーン音楽大学の客員教授を務めるなど、後進の指導にも熱心である。
 また、音楽と文学を組み合わせたプログラムの企画者、共同プロデューサーとしてのも活躍している。
 ハーゲン弦楽四重奏団とのブラームス「ピアノ五重奏曲」をはじめ、ソロ、室内楽等で優れた録音を残している。

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