徳永二男(ヴァイオリン)
と仲間たち
室内楽の夕べ
TSUGIO TOKUNAGA &
HIS FRIENDS CONCERT

2002年12月6日(金) 開演18:45


 ハイドン/弦楽四重奏曲 第67番 ニ長調 “ひばり”Hob.Ⅲ-67
 モーツァルト/ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478
 ブラームス/ピアノ五重奏曲 へ短調 op.34

日本を代表するヴァイオリニスト徳永二男を中心としたトップ・プレイヤーの仲間たちによる 室内楽。ロン=ティボーコンクールで優勝した小林美恵や、第一線で活躍中のピアノの伊藤恵など、 豪華メンバーによる魅力的なプログラム。



徳永二男(とくながつぎお、ヴァイオリン)
 1946年横須賀生まれ。ヴァイオリニストの父茂および鷲見三郎氏に師事。桐朋学園大学音楽科入学、齋藤秀雄氏に師事。 66年、当時日本楽壇史上最年少のコンサートマスターとして東京交響楽団に入団。 68年、文化庁在外派遣研修生としてベルリンへ留学、ミシェル・シュヴァルベ氏に師事。 76年NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。その後首席第一コンサートマスターを経て、 ソロ・コンサートマスターの重責を担い、長年NHK交響楽団の“顔”として抜群の知名度と人気を誇る。 94年、NHK交響楽団を退団し、ソロ、室内楽に専念している。
 NHK交響楽団退団後は、95年から東京のJTアートホールの音楽監督を務め、96年からは 宮崎国際室内楽音楽祭の総合プロデューサーを務めるなど、日本の室内楽の分野における中心的立場 を確固たるものとしている。一方ソリストとしても数多くのリサイタルのほか、国際的人気オーケストラ 、モントリオール交響楽団(指揮:シャルル・デュトワ氏)の96年日本ツアーのソリストに抜擢され、 その実力に裏打ちされたダイナミックな演奏が、あらためて各方面から好評を博した。
 最近は、さいたま芸術劇場主催「彩の国ベートーヴェン・シリーズ」における3回に亘るヴァイオリン・ソナタ 全曲演奏会が大きな話題となり、同時にライブ収録されCD発売された。さらに、01年は 楽壇生活35周年を迎え、それを記念したNHK交響楽団との協奏曲の夕べや、イギリス室内管弦楽団との日本ツアーを行った。

小林美恵(ヴァイオリン)
 東京藝術大学附属高校を経て、同大学卒業。安宅賞を受賞
 1983年、第52回日本音楽コンクール第2位。84年、第29回海外派遣コンクール河合賞受賞。 88年、第4回シュポア国際ヴァイオリンコンクール第2位、あわせてソナタ賞を受賞。90年、ロン=ティボー国際コンクールヴァイオリン部門で日本人として初めて 優勝して評価が高まり、フランスを中心にイタリア、ドイツ、ポルトガルでリサイタルおよびオーケストラと、国内でも 主要オーケストラと共演するなど、本格的活動を開始する。
 94年のカザルスホールでの5回にわたるリサイタル・シリーズや、パスカル・ロジェ(P)/長谷川陽子(Vc)との ピアノ・トリオなど意欲的な活動が注目を集める。
また00年 ロン=ティボーコンクール優勝から10年を経て、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ の演奏に取り組む。内外のオーケストラとの共演も多く、今後の国際的な活躍が期待される。

篠崎友美(ヴィオラ)
 桐朋女子高校音楽科を経て、1995年桐朋学園大学を首席で卒業。
 92年東京国際音楽コンクール 室内楽部門において「斎藤秀雄賞」受賞。94年ライオネル・ターティス国際ヴィオラコンクールにて特別賞受賞。 97年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位入賞。在学中よりアメリカ・アスペン音楽祭、 霧島国際音楽祭、宮崎国際室内楽音楽祭、北九州国際室内楽音楽祭等、数多くのフェスティバルに参加。
 現在は室内楽やソロを中心に活動し、紀尾井シンフォニエッタ東京、ストリングアンサンブル・ヴェガ、 ジャパン・チェンバーオーケストラ、サイトウキネンオーケストラ等のメンバーで活躍している。02年より新日本 フィルハーモニー交響楽団の首席ヴィオラ奏者を務めている。

古川展生(ふるかわのぶお、チェロ)
 1973年東京生まれ。9歳よりチェロを始める。
 96年桐朋学園大学卒業。チェロを故 井上頼豊、山崎伸子、秋津智承、林峰男の各氏に、 室内楽を三善晃、原田幸一郎両氏に師事。90年宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門入選。 92年東京国際音楽コンクールにて斎藤秀雄賞受賞。94年ビバホール・チェロ・コンクール入賞。 95年多摩フレッシュ音楽コンクール弦楽部門第3位、及び、第64回日本音楽コンクール第2位に入賞。 96年安田クォリティオブライフ文化財団の奨学金を得て、ハンガリーのリスト音楽院に留学、 チャパ・オンツァイ教授に師事。97年ドイツの第27回マルクノイキルヘン国際コンクールにてディプロマ賞受賞。 チェロアンサンブル・サイトウのメンバーとして日本各地、サンクトペテルブルク、ヘルシンキにて 公演を行う。98年リスト音楽院を卒業し帰国。東京都交響楽団首席チェロ奏者に就任。
現在はリサイタルや、東京都交響楽団とドヴォルザークの協奏曲を共演する他、様々な室内楽プロジェクト にも積極的に参加するなど、ソリスト、室内楽奏者としても大活躍している。特に、ソロ活動においては、 クラシックのみならず、ジャズやポップス等、ジャンルにとらわれない幅広いフィールドで目覚ましい活動を続け、 若手チェリストの中で人気、実力ともにナンバーワンの存在として各方面より注目を集めている。

伊藤 恵(いとう けい、ピアノ)
 幼少より有賀和子氏に師事。桐朋学園高校を卒業後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学、 ハノーファー音楽大学において名教師ハンス・ライグラフ氏に師事。1979年エピナール国際 コンクール第1位、80年J.S.バッハ国際音楽コンクール第2位、クルト・ライマーコンクール第1位、 81年ロン=ティボー国際音楽コンクール第3位及び特別賞など、数々のコンクールに入賞後、83年第32回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ部門で日本人として初の優勝。 サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団と共演、ミュンヘンでデビュー。その後もミュンヘン・シンフォニカ、フランクフルト 放送交響楽団、ベルン交響楽団の定期公演に出演。日本では「若い芽のコンサート」でNHK交響楽団と共演、 その後大阪フィルハーモニー、東京都交響楽団とのヨーロッパ・ツアー、日本の主要なオーケストラと協演を重ねている。
 93年日本ショパン協会賞、94年横浜市文化賞奨励賞を受賞。

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