古楽器アンサンブル
アントネッロ演奏会
BAROQUE ENSEMBLE
ANTHONELLO CONCERT

1998年12月22日(火) 18:45開演


 チューダー王朝時代の英国宮廷音楽
  作者不詳/もしも私が少女だったら
  ジョン・ダウランド/涙のパヴァーヌ
  トーマス・モーリー/見て、私の素敵な宝物を
  作者不詳/グリーンスリーヴス
 マキシミリアン一世時代のドイツ宮廷音楽
  ルートヴィヒ・ゼンフル/愛しのエルスライン、五月には
 フランスの宮廷音楽
  クローダン・ド・セルミジ/一体どうしたんだい?
  ジョスカン・デ・ピレ/千々の悲しみ
  クレマン・ジャヌカン/このさわやかな五月に
  ピエール・セルトン/ああ奥様、私は時を無駄に過ごしているのですか
 イタリアの教会ソナタ及び宮廷舞踏
  ジョヴァンニ・バティスタ・フォンタナ/ソナタ第2番(主よ、憐れみ給え)
  ファブリツィオ・カローゾ/スパニョレッタ、バレット(甘美なそよ風)
 スペインの劇場及び宮廷音楽
  アントニオ・マルティン・イ・コール/ラス・フォリアス
  ミゲル・デ・フェンリャーナ/お顔を洗いましょう
  セバスティアン・アン・アギレーラ・デ・エルディア/戦争のティエント
  ホセ・マリン/「カナリオアス」より“そうは思いなさるな、メンギーリャ”
  アンドレア・ファルコニエリ/フォリアス
  ファン・アラニェス/ラ・チャコーナ(素敵な人生)

コルネットとリコーダーの濱田芳道を中心とするチェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートなどの実力者による古楽器アンサンブルに、ソプラノとダンスが加わる大変興味深い楽しみな演奏会。



濱田芳道(はまだよしみち、コルネット&リコーダー)
 桐朋学園大学古楽器科卒業後、スイス政府給費留学生としてバーゼル・スコラ・カントールムに留学。コンチェルト、アンサンブルで、数多くの演奏者と共演。映画「利休」、アニメ「耳をすませば」、「もののけ姫」の音楽を担当。NHKの大河ドラマ「信長」、「秀吉」に出演するなど、知られざるバロック以前の音楽や楽器を広めるべく幅広く活動を行っている。
 米国ヒストリック・ブラス・ソサイエティー会員。合唱団《ラ・ヴォーチェ・オルフィカ》指揮者。アントネッロ主宰。
 コルネットをブルース・ディッキー、リコーダーを花岡和生、中世理論及びアンサンブルをクロフォード・ヤング、ドミニク・ヴェラールの各氏に師事。

野々下香里(ののしたゆかり、ソプラノ)
 東京藝術大学声楽科を首席で卒業、同大学院修了後、ロータリー財団給費留学生として、国立サン・モール音楽院声楽及びオペラ科を金メダルを得て卒業。パリのエコール・ノルマルにて演奏家資格を取得。パリU・F・A国際声楽コンクールを始めとする、数多くのコンクール入賞を果たし、ヨーロッパでリサイタル、オペラ出演等活躍。現在上野学園大学非常勤講師。
 バロック歌唱装飾法を大橋敏成氏に師事。

石川かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 山梨大学教育学部在学中、大橋敏成氏の指導のもとにヴィオラ・ダ・ガンバを始める。同大学卒業後、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。ヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サヴァール、パオロ・パンドルフォ、平尾雅子、フィーデルをランダル・クック、アンサンブルをクリストフ・コワン、ホプキンソン・スミス、コンラート・シュタイマンの各氏に師事。また、ヴィーラント・クイケン、ロレンツ・ドゥフトシュミットの各氏にレッスンを受ける。エンリコ・ガッティ、ウィリアム・ドンゴワの各氏等と共演する等、通奏低音奏者及びソリストとして活躍中。
 現在、山梨大学教育学部講師。

西山まりえ(チェンバロ&ハープ)
 東京音楽大学付属高等学校、及び同大学ピアノ科卒業。同大学院研究科チェンバロ科修了。その後、バーゼル・スコラ・カントールムとミラノ市立音楽院に留学。第7回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第3位、第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位、上原賞及び栃木蔵の街音楽祭賞受賞。アンサンブル「アントネッロ」のメンバー。また、チェンバロとハープ両方の楽器を操るソリストでもあり国際的に活躍中。
 チェンバロをリナルド・アレッサンドリーニ、ニコラウ・デ・フィゲイレド、渡邊順生、ハープをハイドゥルン・ローゼンツヴァイク、マーラ・ガラッシ、通奏低音をイェスパー・クリステンセン、中世アンサンブルをペドロ・メメルスドルフの各氏に師事。

永田平八(リュート)
 アン・スクール・オブ・コンテンポラリー・ミュージックにてジャズを学びを特待生として修了後、フランス国立ストラスブール音楽院リュート科を金メダルを受賞し首席で卒業。在学中よりフランス、ドイツ各地で演奏会を行う。
 リュート及びテオルボ(バロック時代に使用されたリュートの一種)のソリスト及び通奏低音奏者として全国で演奏活動を行うほか、劇工房「ライミング」の音楽監督、また数多くの舞台音楽を手掛けている。ファボーラ・イン・ムシカ主宰、古楽セミナーを企画。
 リュートを今村泰典、ブライアン・フィーハン、室内楽をマルタン・ジェステール、作曲法および即興演奏法を加古隆、クラシックギターを渡辺範彦、ジャズギターを細野義彦の各氏に師事。

市瀬陽子(古典舞踊)
 立教大学及び東京藝術大学卒業。15~18世紀の西欧宮廷舞踏、音楽劇、バレエ等を研究し、舞台を制作・上演する。17~18世紀フランスの作品に基づく舞台を中心に、“les fetes galantes”、“les charmesde la vie”等を発表。上演に際してはダンサーとして出演すると同時に、振付・構成・演出、舞台や照明、衣装のデザインなどを手がける。ダンス指導や普及にも積極的に取り組み、各地の高校、大学、カルチャーセンター等で講師を務める他、執筆活動、ビデオ制作も展開。文化経済学会会員。聖徳大学講師、東京藝術大学非常勤講師。

鶴見未穂子(つるみ みほこ、古典舞踊)
 1973年、井上バレエ学園に入園、故 井上博文氏に師事。在学中よりバレエ団公演に多数出演。現在、財団法人井上バレエ団ソリストとして常に重要な役を踊り、評価されている。
 97年4月、スウェーデン王立バレエ研修。その傍ら、市瀬陽子による古典舞踏のステージやコンテンポラリーダンス(神奈川A SK、ニブロール他)等、クラシック・バレエを中心として、古典舞踏からコンテンポラリーダンスまで幅広く活躍している。

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