木嶋真優
ヴァイオリンリサイタル
MAYU KISHIMA
VIOLIN RECITAL

ピアノ:江口 玲

2023年4月9日(日) 開場17:45 開演18:30
会場:アクトシティ浜松中ホール
エルガー/愛のあいさつ
ファリャ/スペイン舞曲
ガーシュウィン/《ポーギーとベス》より〈サマータイム〉〈そんなことどうでもいいさ〉
ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー        他


巨匠ロストロポーヴィチに「世界で最も優れた若手ヴァイオリニスト」と絶賛され、国際的に活躍している今最も話題のヴァイオリニスト木嶋真優。ジャンルを超えたプログラムを、長年共演を重ねている江口玲との息の合った演奏で、名器ストラディヴァリウスの音色とともにお楽しみください。使用楽器はNPO法人 イエロー・エンジェル、宗次コレクションより特別に貸与されたAntonio Stradivari1699 ”Walner”。


木嶋真優(きしままゆ、ヴァイオリン)
 2016年第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクールにて優勝。
 00年第8回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門にて日本人として最年少で最高位を受賞。11年ケルン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝、あわせてその優れた音楽的解釈に対しDavid Garrett賞も受賞した。12年春にはケルン音楽大学を首席で卒業。2015年秋には同大学院を満場一致の首席で卒業し、ドイツの国家演奏家資格を取得、16年秋には神戸市より神戸市文化奨励賞を授与された。
 レコーディングは、ウラディーミル・アシュケナージから強い推薦を受け、「アシュケナージ&NHK交響楽団」の“ツィガーヌ”に参加。20年12月にはキングレコードより新譜CD「seasons」をリリース。
 現在日本とヨーロッパに拠点を置き、リサイタル、オーケストラとの共演、室内楽など幅広く活動を行なっている。02年度文化庁海外派遣研修員。
 使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェル、宗次コレクションより特別に貸与されたAntonio Stradivari 1699 ”Walner”。

©Photographer:KINYA OTA(MILD)

江口 玲(えぐちあきら、ピアノ)
 東京藝大附属音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業、その後ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。1992年に大成功を収めたアリスタリーホールでのニューヨークリサイタルデビュー以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでの主要演奏会場にて演奏を続けてきた。ニューヨークタイムズ紙からは「非凡なる芸術性、円熟、知性」「流暢かつ清廉なるピアニスト」と賞賛されている。
 作曲・編曲者としても実力を備えた大胆な解釈と表現技法でリサイタルや協奏曲など国内外を問わず活躍を続けるほか、ギル・シャハム、竹澤恭子、渡辺玲子、アン・アキコ・マイヤース等数多くのヴァイオリニストたちから絶大な信頼を得ている。
 レコーディングはドイツグラモフォン、フィリップスやNYS クラシックスより多数のアルバムをリリース。最新作はラフマニノフの神髄を描きだした「ラフマニノフⅡ」(NYSクラシックス)。
 2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。
 現在もニューヨークと日本を行き来して演奏活動を行っているほか、洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京藝術大学ピアノ科教授を務める。

©kunihisa kobayashi

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