ゴルトベルク変奏曲
~「音楽の父」大バッハの「名曲を
弦楽トリオで~
STRING TRIO
CONCERT

ヴァイオリン:奥村 愛
ヴィオラ:御法川雄矢
チェロ:ルドヴィート・カンタ

2022年12月11日(日) 開場17:45 開演18:30
会場:アクトシティ浜松中ホール


オール・.バッハ・プログラム
 無伴奏チェロ組曲第1番より前奏曲(カンタ)
 二声のためのインベンションより第1番、第8番、第15番(奥村&カンタ)
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりシャコンヌ(奥村)
 主よ、人の望みの喜びよ(全員)
 ゴルトベルク変奏曲 シトコヴェツキー編より
アリア~第1、2、3、7、8、9、10、11、12、16、17、18、22、23、24、28、29、30変奏~アリア(全員)

日本を代表するヴァイオリン奏者の奥村愛、N響ヴィオラ奏者の御法川雄矢、そして元オーケストラ・アンサンブル金沢首席チェロ奏者のルドヴィード・カンタ。いずれ劣らぬ名手たちでお贈りするバッハ名曲集。不眠に悩む伯爵のために書かれたと言われている「ゴルトベルク変奏曲」は、有名なアリアから始まり、季節が巡るようにアリアに戻って終わります。一年の締めくくりにぴったり
のコンサートです。


奥村 愛(ヴァイオリン)
 7歳までアムステルダムに在住。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースで学ぶ。辰巳明子氏に師事。第68回日本音楽コンクール第2位など受賞多数。2002年、デビューCD『愛のあいさつ』発表。一躍楽壇の注目を集める。以来AvexClassicsより数々のCDをリ リース。
 近年は渡辺香津美や小沢健二らの新作レコーディングに参加。国内の主要オーケストラや、世界各国のオーケストラとの共演を多数重ねている。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「富士山河口湖音楽祭」をはじめ、国内の音楽祭に多数参加。リサイタル活動の傍ら「キッズのためのはじめての音楽会」をプロデュース。自身のライフワークとして位置付け、長年に渡り全国各地で上演を続けている。自然体なトークも好評を得ており、テレビやラジオへの出演も多い。
 桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。使用楽器は1738年イタリア製カミロ・カミリ。22年、デビュー20周年を迎えた。

御法川雄矢(みのりかわゆうや、ヴィオラ)
 10歳よりヴァイオリンを始め、その後、ヴィオラに転向。桐朋女子高等学校音楽科を経て2003年桐朋学園大学音楽部を卒業。
 01年ピアニストの村上弦一郎氏と共にGEN室内管弦楽団を立ち上げる。05年5月大阪国際室内楽コンクールにて弦楽四重奏の部セミファイナルに出場。09年2月NHK交響楽団入団。11年8月エレメンツ・クァルテット台湾公演を行い地元メディアにも大きく取り上げられた。
 これまでにヴァイオリンを市川映子、ヴィオラを故 江戸純子、指揮を故 堤俊作、室内楽を故 青木十良、各氏に師事。現在、NHK交響楽団ヴィオラ奏者、小松亮太オルケスタ・ティピカ、エレメンツ・クァルテットのメンバーとしての活動の他、指揮者としても活躍している。

ルドヴィート・カンタ(チェロ)
 スロヴァキア共和国出身。プラハ音楽アカデミーにて、元チェコ・トリオのS.ヴェチトモフに師事。在学中にスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の第1ソロ奏者に就任。1990年より18年3月まで長きにわたりオーケストラ・アンサンブル金沢の首席チェロ奏者を務めた。
 現在OEK名誉楽団員。さらにソロ・室内楽を中心に国内外で活動している。ハラデッツ=オパヴァ・ベートーヴェン・コンクール優勝、プラハの春国際音楽コンクール銀賞、チャイコフスキー・コンクール入賞。
 ソリストとして岩城宏之、コシュラーらの指揮で、OEK、N響、スロヴァキア・フィル、プラハ交響楽団等と共演。
 CD録音も数多く「レコード芸術」特選盤に何枚も選ばれている。10年「岩城宏之音楽賞」受賞。趣味は空手(2段)、登山、写真。

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