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林 美智子
メゾソプラノリサイタル
MICHIKO HAYASHI
MEZZO SOPRANO
RECITAL


ピアノ伴奏:石野真穂

(c)Toru Hiraiwa

2021年10月7日(木) 開場17:45 開演18:30
会場:アクトシティ浜松中ホール


山田耕筰/赤とんぼ
橋本国彦/お菓子と娘
高田三郎/くちなし
三善 晃/貝がらの歌
高田三郎/市の花屋
小林秀雄/落葉松
武満 徹/小さな空
山本正美/ねむの木の子守歌
加藤昌則/旅のこころ
木下牧子/夢見たものは
ヘンデル/歌劇「セルセ」より"オンブラ・マイ・フ"
トマ/歌劇「ミニヨン」より”君知るや南の国”
ビゼー/歌劇「カルメン」より~ハイライト~(ピアノソロ)
ビゼ/:歌劇「カルメン」より“ハバネラ”
サン=サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」より
           "あなたの歌声に心は開く"

歌曲からオペラまで、持ち前の温かみのある美声と抜群の表現力に満ち溢れた舞台で、聴く者を魅了する林 美智子。メゾソプラノという声の枠では捉えきれない幅広いレパートリーで、魅力たっぷりのリサイタルをお届けします。
長年共演を重ねてきているピアニスト石野真穂との息の合った演奏をどうぞお楽しみください。



林 美智子(はやしみちこ、メゾソプラノ)
 東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科、二期会オペラスタジオ、新国立劇場オペラ研修所第1期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学。2003年国際ミトロプーロス声楽コンクール最高位入賞。第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。
 02年、新国立劇場「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼルでオペラ・デビュー。以降、二期会、新国立劇場を中心に数多くのオペラに出演、15年には紀尾井ホールにて「オリンピーアデ」のアルジェーネ、日生劇場にて「ドン・ジョヴァンニ」エルヴィーラ役と、初役に挑み卓越した歌唱と抜群の存在感を示した。
 これまでにチョン・ミョンフン、パーヴォ・ヤルヴィなど国内外の指揮者と国内外の主要オーケストラにも共演を重ね、ベートーヴェン「第九」、マーラー「復活」・第4交響曲、ブラームス「アルト・ラプソディ」、ベルク「初期の7つの歌」や、ヘンデル「メサイア」、ヴェルディ「レクイエム」、デュリュフレ「レクイエム」をはじめとする宗教曲などで高い評価を得ている。
 また、モーツァルト作曲「コジ・ファン・トゥッテ」や「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」を自らプロデュースするなど人気、実力ともに群を抜くメゾソプラノとして幅広く活動している。
 CDは「赤と黒」「地球はマルイぜ~武満徹:SONGS~」(レコード芸術特選盤)「ベル・エクサントリック~林美智子ベル・エポック歌曲集」をリリース。
 オフィシャル・ホームページ:href="https://hayashimichiko.themedia.jp/


石野真穂(いしのまほ、ピアノ)
 桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。同大学アンサンブル・ディプロマ修了。その後、パリ市立シャトレ劇場に於いてサビーヌ・ヴァタンのもと、コレペティトゥーアの研鑽を積む。在仏中、劇場主催コンサート「les midi musicaux」を始め、数々の演奏会に出演。帰国後はコレペティトゥーアとして活動し、二期会、新国立劇場、びわ湖ホール、日生劇場などのオペラ公演に関わる。また声楽を中心とする共演ピアニストとしての演奏の機会も多く、多くの声楽家から信頼を得ている。近年ではオペラのチェンバロ奏者としても演奏する他、静岡国際オペラコンクール公式伴奏者として、また東京NHK児童合唱団の初演ピアニストとして、積極的な活動を行う。
 二期会オペラ研修所ピアニスト。新国立劇場オペラ研修所ピアニスト。

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